西田尚平選手レースレポート J1びわ湖高島大会

PAZのライダーサポートプロジェクト(サポート価格)でNotubesホイールを使用している西田尚平選手(国際自然環境アウトドア専門学校)から2014J1びわ湖高島大会のレースリポートが寄せられました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

開催日:2014年5月4日
開催場所:滋賀県 高島市朽木山スキー場
結果:16位/90人中
【使用装備】
GIANT XTC ADVANCED SL 29er
WHEEL 前後 Stan’s NoTubes ZTR CREST 29er
タイヤ 前後 MAXXS IKON
気圧  前後1,7Bar
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J1の開幕戦が朽木山スキー場で行われました。今回はレースの二週間前から練習強度と量を考えながら進めて疲労は極力残さずレースに挑みました。移動は金曜日に学校を出発し昼過ぎに会場入りしました。
金曜日は試走が出来なくコースウォークだけ可能でしたが、コースを徒歩でまわると1時間以上かかりそうなので止めておきました。そのかわり移動の疲労を取る為にロードワークで軽くライドしました。試走は土曜日だけなので効率よくなるべく短時間で終わりたかったので、どのように走るかを考えました。
コースレイアウトは去年と少し変わり、ひたすら登り一気に下るような感じになりました。
土曜日の試走は様子を見るために1周目は軽くリズムを取りながら走りましたが、下りのラインがまだハッキリ付いていないのでどのラインを通ればいいのか分からず、中途半端な感触で終えました。2周目は部分練習をしながらライン取りを決めていきました。他の選手が走りラインが出来てくるとかなり走りやすくなり、リズムを掴みはじめました。ある程度テンポ良く走れてきたので試走を終えようか迷ったのですが、最後に通して走りたかったので3周目に向かいました。ですが、最後の区間で落車してしまい、目の横と背中を強打して全身打撲状態になってしまいました。自分の技術の未熟さにがっかりしましたが、過ぎてしまった事は仕方ないと気持ちを切り替え、アイシングやシップなどで、レースまで少しでも回復させようと心がけました。
レース当日の朝、体が痛くて動きにくいなと感じましたがいつも通り朝食前ライドへ。レースの事をあまり考えず景色を眺めながら心身ともにほぐすように40分ほど走りました。朝食を摂り、会場へ行きました。今回もチームメイトにスポーツクラスの選手がいるので、応援&フィードをしながら自分の走るイメージを膨らませました。レースは14時15分スタートなのでそれまでの流れを考え、慎重に準備を進めていきました。
ウォーミングアップの方法を今回は少し変えて、高心拍で長めにアップをする様にしました。また、レースで走りたいイメージをアップ中に考え、冷静にスタートまで過ごしました。
当初、今回のレースの目標は一桁順位でのゴールでしたが、前日の落車もあり、とにかく自分の走りに徹することにしました。招集へ行き、3列目の左側を選択。周回数はスタートループ+5周です。
号砲が鳴り、クリートキャッチに成功。スタートしてしばらくは広いコースなので無理に頑張らずに流れに乗って走りました。最初の長い登りも淡々と登り、スタートループを23位くらいで通過しました。
周回が進んでも、なぜかいつも以上に冷静でレース中に様々なことを考えるくらい余裕がありました。思ったより追い込めないそんな自分の状態が少々残念に感じましたが、それが現状の自分なので受け止めて淡々と周回を重ねて行きました。4周目くらいになると前を走る選手のペースが徐々に落ちて来たので一人ずつパスしていきました。昨年までなら登りでオールアウトするくらい息切れして足が攣りそうになるくらい頑張っていたのに、今回は酸素が体をしっかり巡って思考もハッキリしたまま走っていて、本当に自分が頑張っているのか分からなくなりました。
そんな中、気が付けばもうラストラップ。最後の登りくらいは頭が真っ白になるくらい頑張ろうと思いペダルを踏みましたが、思った様に身体が動きません。今回、順位はあまり気にしていなかったですが、最高で12位くらいのポジションまで上がり、最終的には16位でゴールしました。ここ最近の走りの中では良かった方ですが、まだまだ噛み合ってない所だらけでした。とにかく、今は自分の目指している目標に向かって頑張りたいと思います。
沢山の応援ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。
西田 尚平
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