西田尚平選手レースレポート【J2 木島平大会】

PAZのライダーサポートプロジェクト(サポート価格)でNotubesホイールを使用している西田尚平選手(国際自然環境アウトドア専門学校)からJ2木島平XCのレースリポートが寄せられました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
開催日:2012年6月17日
開催場所:長野県木島平
結果:11位 −2Lap
今回の会場は家から1時間で着くので通いました。近いのでリラックスして大会に望めました。土曜日は12時からコースオープンだったので、10時半くらいに会場に入り準備をしました。試走はチームで2周、個人で1周、大三先生と1周してラインの確認、ギアのチェックをして終了しました。今回はスタート位置が3列目といいポジションだったので最初からガンガン前に行くイメージをしながら試走をしました。翌日のために早めに会場を出て、帰宅後はのんびり過ごしました。
日曜日はいつもの朝食、昼食を少しアレンジしてみてレースに挑みました。朝方は強い雨が降り続いていましたが8時半に会場に着くころには止んでいました。最初は霧が濃かったですが、時間が経つに連れてそれもなくなりました。タイヤのチョイスに迷いましたが、エキスパートのレースを見たり、話を聞いて迷わずドライタイヤで行きました。コースレイアウトは細かなアップダウンが多くハイスピードが予想されましたが、結果的に今回もSTAN’S NO TUBES ZTR Race Gold 29erの転がりの軽さに助けられました。また、ハイスピードコーナーでも捩れない剛性がとてもいい感じです。
レースは最初からガンガン行って最後はたれてもいいので行ける所まで行く!失うものは何もないし、まだまだ成長段階なので攻めて走った方が絶対に楽しい、そう思ってテンションを上げていきます。アップはコースをイメージしながら全日本の時と同じように行いました。気温は27℃くらいあり暑かったので水分補給をしっかりしてスタート招集に向かいました。スタートは3列目、いいポジション、かなり気合いが入りました。
スタート!号砲と共に出れず空回りしてしまいました。少し後方から追う形になってしまいました。スタート後、しばらくの間はダブルトラックなのでシングルになるまでなるべく前に出る様にしました。ハイスピードでかなり辛しく、苦しかったけど最初は我慢比べ、と思いひたすら我慢しました。1 周目は16位前後で走っていましたが本当に高速コースは辛かった。
息が整わないまま2周目に入ります。いつもならそろそろ呼吸が落ち着くのに、今回は落ち着かないままです。それでもひたすら我慢して踏んで行きました。前の選手に追いついて少し様子をみようとも思ったのですが、今日は攻める事にしていたのですぐに抜いて次の選手を追いました。単発な登りが多いのでなるべく一気に登るように心がけました。最近は瞬発力を出す様な練習を重ねてきたので、少しは良くなったと感じながら走っていました。
着実に前を追っては抜いて行きましたが、4周目からなかなか前の選手に追いつかない状況に。目の前にいるのに差が詰まらなかったです。ずっと息が苦しいままでひたすら踏んで行きました。
5周目、いつ切られるか分からない、出し切るしかないがもう足に力が入らなくなり、前の選手と差が少しずつ出てきました。それでもレースは何が起きるか分からないので前を向いて我慢して走り続けました。
5周目が終わり、ホームストレートに帰って来た所でレースが終了。80%カットになりました。コースから外れ、バイクを止めると足がガクガクになり立ってるのもやっと。そこまで追い込めました。
今回は常にきつく、苦しかったですがかなり集中して走れました。走ってみてやはり1周目の爆発的な力不足を感じました。2周目以降は上位の選手とすれ違う場所が同じだったので、同じ様なペースで走れていた点は収穫でした。あと、上位に行くには1つのミスでさえ大きな差になるので、もっと攻めながらも滑らかにリズム良く走ることが課題だと感じました。だんだん走れてきているので、このままいい流れで練習をして次の大会に頑張ります。
沢山の応援ありがとうございました。
これからも精進して頑張ります。
よろしくお願いいたします。

西田 尚平

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使用装備
BIKE:GIANT XTC COMPOSITE 29er 0
WHEEL:前後 STAN’S NOTUBES ZTR Race Gold 29er(PAZサポートプロジェクト)
タイヤ:前後 MAXXIS ASPEN 29×2.1
気圧:前後1.9bar
ドリンク グリコ 
BCAA

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