XTR M9000の11速では従来のハブ(ホイール)が使えます

いよいよ今年11月に発売になるシマノMTB11速コンポXTR M9000シリーズ、 期待しているみなさんも多いのではないでしょうか。

そして何より心配なのがロードが11速になった時のように新しくホイールを用意しなければならいのか? 古いホイールやハブが使えなくなるのではないか、ということですが心配無用です! 今回のMTB11速では従来の10速対応ハブ・ホイールがそのまま使えます!

これまで、8〜10速から11速に変わったロードのコンポでは、ハブのフリーボディ幅が1.85mm広がったことから11速対応のハブ(ホイール)を用意する必要が有りました。
スプロケット(ギア)のロー側スパイダー(付け根)の部分を1.85mm削って(フライス盤で正確に切削)、自己責任で10速用ハブに11速ギアを入れる方法も有りました。
シマノが推奨しないのはロー側でチェーンがスポークに当ってしまう危険が有るからです。
(下図参照)
図を使って説明します。どこを探してもこのような図が見つからなかったので、自作の図ですので少々見にくいのはご勘弁を・・・。
(クリックで拡大)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ロー側(最大ギア)が40TとなったMTB11速M9000では、1.85mmローギアを内側に寄せても、
スポークが遠い部分なので当たる危険が無く、従来の10速用ハブ(ホイール)に装着出来るようになったのです。
(下図参照)
(クリックで拡大)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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したがって、シマノMTB11速(M9000)では従来のハブ・ホイールに11速ギアを入れることが出来るので、新しくホイールを用意する必要は有りません。 MTB11速 が出てからホイールを用意しようと思っている場合は、今から用意しておいても大丈夫ということですね!

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